バズの裏側は「知見の積み重ね」ーーKUTSUHIMOのナレッジ文化とは
- 2026.03.09
毎月100万回再生を生む、KUTSUHIMOの社内ナレッジ文化とは
KUTSUHIMOでは、毎月最終営業日に「締め会」という月間の振り返りを行っています。その中で共有しているのが、ミリオン再生を達成した動画の考察。「なぜこの動画はミリオン再生まで伸びたのか?」その理由を分析し、全社内で共有しています。
こうした成果の裏側にあるのが、KUTSUHIMOの社内ナレッジ文化というもの。実際に先月ミリオン再生を記録した投稿の中にも、この社内ナレッジをもとに企画されたものがあり、今回は、そのKUTSUHIMOのナレッジ文化について紹介します。
社内ナレッジ&カルチャーとは
KUTSUHIMOでは、社内ポータルとしてNotionを使用しています。その中の一つに「🧠ナレッジ&カルチャー」という場所があり、各々こちらにアップデートしています。

SNS運用は日々アルゴリズムが変わり、ユーザーの行動も常に変化しています。
その中で、気づいたこと、試してうまくいったこと、分析した仮説、こうした知見を個人の経験で終わらせず、こうした気づきを社内ブログとして残し、チーム全体の知見として積み上げています。実際に先月は一ヶ月で約20本ほどナレッジ記事が投稿させていました。
実務から生まれるリアルなナレッジ
面接をしていると、よくこんな質問をいただきます。
「入社前にやっておいた方がいいことはありますか?」
「読んでおいた方がいい本や資格はありますか?」
もちろん、SNS未経験の方であれば、基礎知識をつけるための本を読んだり、全体像を理解するための調べ物をすることはスタートダッシュという意味でプラスになると思います。ただ、SNS運用で本当に重要なのは大きく分けて次の2つだと考えています。
① 引き出しの多さ ② 企画や構成を考える上での思考力
SNSの難しくて面白いところは、本やマニュアルだけでは攻略できないことです。①の「引き出しの多さ」は、SNSを見る時間が増えるほど「この表現は応用できそう」「これとこれを掛け合わせたら面白そう」という、自分の中のデータベースが増えていく感覚に近いと思います。これは個人でSNSを見たり、実際に投稿を試してみることで、ある程度自分でも増やしていくことができます。
一方で②の「思考力」は少し性質が違います。例えば、関心母数の少ないテーマをどうすれば万人が興味を持つ企画にできるのか。同じ内容でもミリオン再生される構成にどう変えるのか。こうした部分は、個人でSNSを触っているだけではなかなか気づきにくいものです。今ぶつかっている壁も、実はすでに誰かが乗り越えている壁かもしれない。だからこそKUTSUHIMOでは、実務から生まれたリアルなナレッジを日々、大小関わらず社内で共有しています。
漫才から学ぶ「動画のテンポ」
あるマネージャーの書いた記事では、「動画のテンポ感」について考察していて面白かったので記事の一部をシェアします。

漫才の構造を分析し、ボケの順番、情報提示の順序、視聴者の期待値によって笑いの強度が変わることを解説しています。つまりコンテンツは「内容」だけでなく「順番」で価値が変わるということ。
SNS動画も同じで、どの情報を最初に出すか、どこで期待を裏切るか、どのタイミングでオチを出すかといった設計によって視聴維持率は大きく変わります。動画編集ではよく「テンポが大事」と言われますが、テンポは感覚だけの話ではなく、ある計算されたリズムの崩し方で「次はどう来るのか」という注意を生むことができます。このようにテンポも設計できる要素の一つだという記事でした。
筋トレとSNS運用の意外な共通点
また別のマネージャー(健康部長)の面白い考察も共有されていました。

この記事で納得したのは、「どちらも、継続をやめた瞬間に衰退する」ということ。モチベーションという言葉だけではかなかな成功しないものだからこそ、SNSも筋トレも「続ける」という習慣の仕組み化がもっとも大事なことであり、最後に勝つのは「仕組み化」できた人だということです。
また、筋トレをするとポジティブな思考を支える「テストステロン」が分泌されて、圧倒的な自己肯定感が生まれ、どんな失敗も次への「プロテイン(糧)」に変えられるんだとか。筋トレとSNSの共通点、面白いです(笑)
ナレッジがチームを強くする
こうした考察は、一人の中に留めてしまうとその人の経験で終わってしまいますが、このようにナレッジを積み上げていくことで、誰かの考察が、別のメンバーの動画改善に繋がり、新しい知見が生まれるというサイクルが回ることで、チーム全体のレベルが上がっていきます。実際にナレッジの活用で、ミリオン再生の成果が出ているということでとても良いサイクルが回っているのではと思います。
このように、毎月100万回以上再生される動画を何本も生み出す裏側にあるのは、センスではなく知見の積み重ねなのです。KUTSUHIMOには、毎月安定してミリオン再生を出すメンバーや、「このクリエイティブどうやって思いつくの?頭の中覗いてみたい。。」と思うようなメンバーもいます。そんなメンバーたちが日々の思考や気づきを記事にしてくれ、それを読むだけで、その人の思考プロセスを追体験するという経験ができる、まさに社内に蓄積された貴重なナレッジです。
KUTSUHIMOでは、こうしたナレッジを共有しながら、チームで学び、チームで成長していく文化を大切にしています。もしSNSを「センスや感覚」ではなく「構造」で理解したい方は、ぜひ一度KUTSUHIMOの環境を覗いてみてください。では、また!